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老いさらばえた獣は、上気する季節に首を擡げ。
湿った鼻を時折、外界に向けては天を見る。

眩しい程の生命のきらめきが、真っ青な大空の向こうに輝いている。

気付けば、長い間、歩んできた。
休みもし、寄り道もしながら、その時その時を自分なりに懸命に。
報われる事も報われない事も、今思うとそれなりに懐かしい。

そう、あの大空の下に、かつては居たものだった。
遠くに来れば分かる、かつての情熱、気概、青春と呼べるもの。
それを理解できるのが、老いる事のご褒美なのかもしれない。

あの空の下では、若者達が、それぞれの熱を持って歩んでいる。
生きては叶わぬ郷愁を想いながら、獣は、静かに眠りに就いた。

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2009.06.15 | | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類

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