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闇は闇に還り、そしてまた、

枕元で、衣擦れの音がする。
「お兄様、お迎えに上がりました」
「来たか、フィア」
それは契約を交わした者。
「宜しいのですね?」
「約束だから、な」
今再び、確認されるこの後の事。
「…お兄様の魂は、私が守りますから」
「ありがとう、期待しているよ」
輪廻から外れた者の、朽ちた魂が、再び輪を巡るか、どうか。
今生には意味のない事。
来世以降も、深き縁が無ければ感じられぬ事。
それでも、繋ごうと言う、その巡り合わせ。
「冥界に行ったら、とりあえず、主に挨拶せねばな…」













縛られ、解き、足掻き、敗れ。
それでもどこまでも、どこまでも、世代を変え、時代を超え、歩んでいく。
それこそ、人らしく。
だからこそ、人は素晴らしいのだと思います。
変わる事を止めた時に、私達は間違っていたのです。
私の愛しい良人。

私達の子供は、長い旅の果てに、やっと見つけましたよ。


だから。


この子に、最後の親心をあげたいのです。



ね、いいでしょう?




えぇ――――



私の愛しい、最後の子





あなたに、再び巡り合える絆を、あげましょう――――

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2010.01.31 | | Comments(0) | Trackback(1) | Last Memory

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