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悠久の一族

始まりが 望んだもの
長くて かなしい 物語
思えば それは最初から 決まった筋書きだったのかも
しれない


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2010.01.25 | | Comments(0) | Trackback(0) | Last Memory

その手で止めたもの

それが故郷に、彼が姿を見せた最後だった。


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2010.01.22 | | Comments(0) | Trackback(0) | Last Memory

消えていくそれと、蘇るそれと

美味い、という言葉を。
主君の口から、終ぞ聞いた事はなかった。

「美味いな」

だからこそ、その言葉を聞いた時。
手に取る茶碗を滑り落とし、音もなく勝手に流れ落ちた涙の熱さを。
今も、覚えている。



『五感が失われていくだろう』
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚。
それらが消えていくという、主の病態。
聞いてから一週間、主はそれまでと変わらず暮らしていた。
だから心のどこかで安心していた。
「食事が美味いに、越した事はなかろう」
けちは付けても決して褒めようとはしなかった主が、今、そう言う。
改心と、そう信じれば、良かった。


貴方は、いつもそうやって、人を裏切る。


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2010.01.16 | | Comments(0) | Trackback(0) | Last Memory

獣が残した呼声

無様なものだ 主殿
興味深い生であったが それもこれで終いか?
短き芝居だな もう少し楽しませてくれると思っていたが
終わるのならば仕方あるまい 意志がなくては木偶と変わらぬ
カーテンコールの無い芝居だ 最期に出てきて顔くらい出せ
それが下々に対する礼節と言うものだ
古く 若い狐よ


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2010.01.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | Last Memory

いつかのはじまり

身体は変に軽く、そして力無く。
心は熱を失い、酷く冷静になっていた。


死が、再び迎えにやって来る。


一度目は、三百年の昔。
女と出会い、里を捨て駆け落ちし、子をもうけ。
化物と村民に裏切られ、妻子を逃がす為、山道に陣取った一ヶ月。
一睡もせず、一瞬も気を緩めず、向かってくる人間を残らず蹴散らし、弁慶のように立ち続けたあの日。
月を三十度見上げた末、出稼ぎに来た遠方の勇者に首をくれた。
思い出す、あの時の冷たさ。

気付けば冥府の川辺に立っていた。
死神は転生を待つようにと言ったが、それを拒否した。
 妻子が来るのを待っていたい
その一念を、死神相手に押し通した。
ただひたすら待った。
その時の、永遠とも一瞬とも言えた時間。

三百年後、異変が起きた。
現世から魂を呼び込む、外法が使われた。
その時に死神と契約をしたのだった。

 再びこの地に戻った時は魂を差し出す

しかし、輪廻にはもう、戻れない。


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2010.01.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | Last Memory

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